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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
04,26

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2007
03,15
ちょっと間が空いてしまったが、3/13の火曜日に葛飾区役所へ行ってきました。

テクノプラザの担当の人のアドバイスもありましたが、やはり学校を前提でやりたい事もあって、企画書は特に修正をすることなく、そのままの形で持って行くことにしました。

最寄り駅はテクノプラザと同じく、京成線青砥駅。テクノプラザとは方向が逆で、また遠かった。辿り着いた区役所は文京区のような高いビルではなく、広めの敷地に建てられた大学のような建物。

ここが葛飾区役所

テクノプラザ担当の人に教えてもらった地域振興部文化国際担当を目指す。事前にHPで調べたら4階だったので、4階をウロウロするが案内図見てもそんな名前の課がない。

不審に思ったのか、職員に人が声を掛けてきたので、聞いてみたら、もうその課はなくなったとの事。えー!HPに書いてあるじゃん。

その課が以前あった地域振興部に行くと、担当の人が応対してくれた。

目を逸らしっぱなしで応対してくれた担当の人の話によると、学校の管理や文化事業はかつしかシンフォニーヒルズというコンサートホールを指定管理者にしているから、そこに相談してくれとのこと。それに似た文化事業は以前にもやった事があるが、来年度のスケジュールはほぼ固まっているのではないだろうか。あとやっぱり学校を使っての興行は難しい。区のほうから市営管理者に指図するのは控えたいので、こっちでお墨付きを与えるのは難しい……等々。

とりあえず担当の人の名前を教えてもらい、区役所を出る。葛飾区役所の人は以前訪ねた区役所の人達より感じが良かった。

かつしかシンフォニーヒルズは区役所のすぐ近くなので、その場で電話かけてアポを取ろうとするが、もう帰ったとのこと(5時半ぐらい)ので、後日に出直すことにした。市ヶ谷から葛飾って遠いんだよね…。

次の日にアポ取って、金曜日に行くことにしました。
ここがかつしかシンフォニーヒルズ。ベンチャーズもライブをするんだぞ。
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でも、もう旧大明小に的を絞った企画書も同時に作ります。ではでは。
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2007
03,03
という訳で葛飾区役所へ行こうと思ったのだが、産業経済課があるのテクノプラザかつしかという所なので、まずはそっちに行ってみた。

京成線青砥駅に降りる。しかし葛飾ってなんもないな。駅から見た地図では一直線だったので、メモしないで行ったら、きっちり迷った。だって目印になるような建物ないんだもん。

5時前ぐらいに着くと、テクノプラザという名前とは裏腹に、エラくさびしい建物だった。
住宅街の真ん中。とても寂しい光景。

中に入ると、もっと寂しい光景だった。2階の企画課に行くと10人ぐらいしかいない事務所があった。入った所にいた女の人にとりあえず話しかけると、部屋中にいた人達の視線が一気に集まるのを背中で感じた。

僕「葛飾区内で小学校の跡地を貸し出していると聞いて、こういう企画をやりたいと思いまして……」

女の人「あ、学校跡地は教育委員会へ行ってください」

僕「普通に借りに行っても断られると思ったんで、まずは産業振興課の方に見ていただきたく…」

女の人「ここではそういう事は担当してないんですよ。区役所にある企画課に行ってください」

ここでその上司らしき中年男性が割って入り、企画書を読むと、とりあえず応接席に座らせてくれた。思えば区役所の人と座って話をさせてもらったのは今回が初である。

男の人「うーん、ミュージック&アートのイベントをやりたいんだね。それだったらね、文化振興課という所に行くと良いよ。うん。学校はね、今は指定管理者制度っていって、民間に運営を任していてね。そこに持ってっても直ぐに断れると思うよ。うん。だから文化振興課って所に行って、これこれこういう事がやりたいんですって話してみると良いよ。うん。文化振興課はね、前は音楽プロダクションと組んで区内のアーティストを育てるとかね、他にもイベントとか開いたこととかあってね。うん。そこに話してみて、面白い企画だと思ってくれれば、学校の方に働きかけてくれるんじゃないかな?うん。でも最初から学校ありきで話しちゃダメだと思うよ。うん。別に学校じゃなきゃダメってわけじゃないんでしょ?うん。ミュージックとアートのフェスって企画を持って行って、それをコラボレーションしませんか?って言うと良いと思うよ。うん。それで場所の候補の中に学校跡地を入れるの。うん。そのほうが良いと思うよ。うん。べつにホールとかでもいいんでしょ?いきなり学校に持っててもね…」

という話を、こちらが言葉を挟む余地がないくらいの勢いで語られる。下町のおじさんトークだ。内容がループしてきたので、文化振興課の電話番号をもらって話を終わらせ、立ち去る。

中はもっと寂しい

具体的な話が聞けてよかったけど、学校じゃなきゃ意味ないんだよー、今回は。もう6時近かったので、区役所に行くのは後日にする事にして、駅前の珈琲館で休憩。一仕事終えた後の珈琲は格別だ。しかし、下町ってかならず珈琲館だよね。

また企画書を書直すか。まだまだ先は遠いな。
2007
02,28
Tamamiさんからの情報で、葛飾区は旧小学校を貸し出しているとのこと。

葛飾区ホームページ

時間は朝の9:30から21:30までて、料金も激安。ただ、興行が出来るかどうかは判らない。音出すことと興行になるのがネックになりそうだな。

申請方法もちゃんと案内されているのだが、そのまま行っても断られそうだから、地域振興課とか文化国際担当、それか産業経済課に行ったほうが良いかな。

まあ、とりあえず行ってみるよ。
2007
02,11
台東区役所に行った後に、その足で以前に調べていた新宿の旧淀橋第三小学校を見に行ってきた。もうヤケや。

場所は新宿中央公園の近く。はるか昔にこの周辺に来た時は、木造の家が並ぶ下町だったけど、今は高層ビルやらマンションが立ち並ぶ街へ変貌していて、さらに新しいビルの工事が進んでいるようだった。ファック再開発、都市計画デストローイ!

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まあ、それはさておき、旧淀橋第三小学校は残っていた。
高層ビルの狭間にある廃校

旧淀橋第三小は、今は芸能花伝舎という芸能関係の団体に貸し出す施設として利用されている。

とは言いつつもあんま利用されないんじゃないか…という期待を裏切ってくれて、中はめちゃめちゃ利用されていた。稽古場として使われている教室と、各芸能団体(落語協会とか人形劇協会とかそんなの)の事務所として使われている教室があり、一目でフェス開催なんて無理と判明。

ちゃんと使われていたよ

稽古場や会議場として貸し出されているところを全て貸し切って…とかも、事務所として利用している人達の了承が得られる訳ないし、中途半端なものになってしまう。

こりゃだめだ。すぐに撤収。以上。
2007
02,10
水曜日に旧坂本小学校を知って、見に行って、木曜日に企画書書いて、そして金曜日に台東区役所へ行ってきた。

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台東区役所のある上野に行く。上野は馴染みのない街だが、ここアジアだな。台北やソウル、香港と同じ匂いがする。

台東区役所へ到着。ここでまたデジカメ持って来るのを忘れたことに気がつく。
どこに行って良いのか判らんが、とりあえず文化振興課の窓口へ行ってみる。

ここが台東区役所

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4、5人しか居ない文化振興課のある一角に行き、すぐ近くにいた一番若そうな職員に声かけて見る。なんか気の弱そうな感じの人。名刺と企画書を出し、

僕「旧坂本小学校を1日お借りして、こういうイベントを開きたいのですが」

職員「ああ…、はあ…、あの…、ちょっとお待ちください…」

隣の席にいる先輩らしき人に企画書を見せに行き、ちょっとの間相談すると、その先輩がやってきた。評論家の宮崎哲弥に似ている。

宮崎哲弥似「こういうイベントですか…。確かに面白そうだけども、だからといってハイお貸ししますよ、という訳にはいかないんですよ。今、芸大さんと協議していて、提携してなにかするかもしれないんですよ…。ええ、秋頃に。」

僕「秋だけに限定している訳ではないんです。その前でも構いませんし、芸術的なイベントをやりたいので、なんなら芸大も巻き込んでやりたいんですが」

宮崎哲弥似「でもなんで坂本小なの?他にもあるでしょ?」

僕「いろいろ調べてみたんですが、坂本小が一番理想的な場所だったんです。クラシカルな建物で趣もあるし、芸大にも近く台東区はアートに理解のある区だと思って」

宮崎哲弥似「いやー…。ちょっとお待ちください…。」

企画書持って一旦下がると、戻ってきたばかりの女上司に相談している。戻ってくると、学校を直接管理する施設課まで案内してくれた。

ちなみにこれが企画書の内容

施設課に行くと、そこを担当しているチェッカーズの鶴久似の職員が出て来た。

宮崎哲弥似「なんか坂本小を使ってイベントをやりたいそうなんですが…」

鶴久似「いや、あそこは貸してませんし(仏頂面)」

宮崎哲弥似「あそこって今なにかに使っているんだよね」

僕「中に入って見たんですが、1階の1教室が教職員組合が使ってました。あと校庭でフットサル教室がありました。もちろん、全部丸ごとじゃなくていいんで、今使っている所には立ち入らないようにするんで」

宮崎哲弥似「いや‥まあ‥近隣の人達にも迷惑かかるし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「もちろん、貸す場合にはそちらでいろいろ条件を付けてくださって構いません。この企画書も仮の物なので、条件に合わせたものに変えれます。騒音に十分気を使いますし、近隣の方々には時間をかけて説明に回るつもりです。器物を破損することもしませんし、1日だけ良いんでお借りできないでしょうか?」

宮崎哲弥似「1日だけとは言っても、空いてるから貸すという訳にはいかないんですよ。借りたいという人は他にもいるのに、あなたにだけ貸す訳にはいかないし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「以前に芸大やJ-waveがあそこでイベントを開いたと聞いたのですが、前例があるのならその経緯を知りたいのですが。」

宮崎哲弥似「まあ芸大さんは近くにあるし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「台東区にとっても十分メリットのあるイベントだと思います。いろいろな兼ね合いもあると思うは十分承知しています。関係している人達には直談判してお願いしたいのですが。」

宮崎哲弥似「良いアイデアだと思うのですが、貸せるかと言えば答えはノーですね‥」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

これ以上押してもダメだと思ってので、企画書を置いて引き上げた。時間にして30分ぐらい。上記のやり取りはかなりはしょって、かなりデフォルメしてます。もう顔が思い出せないんですが、宮崎哲弥にも鶴久にも似てないと思います。

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うーん、ダメだったか。しかし、この区役所に行って担当課に企画書を出す、という正攻法じゃ、たぶんどこ行っても無理だな。作戦を練り直す必要があるな。

上野はアジアだった



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この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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