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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
11,23

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2007
02,08
文京区・旧朝日小は無理そうなので、さっそく次の場所探しへ。

mixiでTamamiさんが台東区にある旧坂本小学校という場所があるという情報を書き込んでくれていたので、webで調べてみると現在活用方法を検討中で(それは朝日小も一緒だが)、今はフットサルとかに使われていて、あと過去に何度かアートイベントを開いていたりしたとの事。芸大に近いので、そこらへんには寛容なのかな?

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で、すぐにバイクに乗って現地へ直行。場所は日比谷線入谷駅のすぐ近く。JR鴬谷駅からは徒歩5〜10分ほどか。

学校は大通り沿い。隣には"恐れ入谷の鬼子母神"がある。つまり寺&墓。残り二方は住宅街。

ここでアクシデント。デジカメ持ってきたは良いけど、SDカード抜いたままだった!写真撮れなかったので、ネットで拾ってきた写真です。

入口は子供達の自転車があって、学校の中は出入り自由だった

中庭になっている校庭では、子供達のサッカー教室が行われていた。校舎の中は鍵が閉まっていることもなく、自由に歩けた。

校舎自体は古かったが、手入れは綺麗にされていた。3階建てで教室数はけっこうある。中のつくりもクラシックな感じ。理科室や給食室がそのまんまで残っていて、前回行った旧大明小より学校らしさが残っているのが良かった。

クラシックな建物

屋上には入れなかったが、そこにもフットサルコートがあった。1階に都教員組合?の事務所が入っていて、それ以外に使われている様子はない。

ネックは住宅街の中にあるという事以外を除けば特になし。なんかユルい感じなので、ハードル低そうに思えたのだが、どうかな?

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よし!今度はここに狙いを定めて企画書書直そう。今の僕は当って砕けろモードになっているので、いくらでも行ってやる。パンチドランカーになっている。うへへ。

下町なんで、区役所でも「てやんでえ!しけた事言ってないで、派手にやりな!祭りだ祭りだ!こんちくしょう!」ってならないかなあ。なわけないか。

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2007
02,06
というわけで文京区役所へ行ってまいりました。

リパナタテモノデスネー

事前にHPでいろいろ見てみたのだが、まずは文化事業を移管されている文京アカデミーという財団法人のオフィスへ。ここで学校跡を管理している訳ではないのだが、区の文化事業をしているので、ここでお墨付きをもらえないかと思って、まずここを訪ねてみることにした。

ここが文京アカデミーの部屋

部屋に入ると、若い女の人が対応に出た。「元町小の跡地を使って、こういうイベントを開きたいのですが」という旨を伝えると、企画書もって誰かと相談。そしてどこかへ電話をかけている様子だ。

ちょっとして戻ってくると、
「15階の企画課へ行ってください。」
と予想通りの対応。
「ここで学校跡地を管理していないというのは判るのですが、これは文化的なイベントなので、文京アカデミーさんのお墨付きを頂きたく…」
と粘ってみるが、別の女の人が
「ここではそういう事をしていないので、15階に行ってください」
とさらっと返されたので、すごすごと部屋を出る。
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で、15階へ移動。大きいビルだ。ボロい新宿区役所とは違うなあ。

15階の企画課へ行くと、電話を受けていた担当の人が出てきてくれた。いかにも地方公務員という感じの物腰柔らかそうな男の人だ。

企画書と名刺を渡すとパラパラと企画書を読む。読んでる間にも僕が説明。最初の趣旨と目的と予定日を書いたページを読むと、あとはチラ見程度で読み終えると、

担当「まだ決まってないんですけど、元町小の跡地は今年中に立て壊すかもしれないんですよ。9月より前になるかもしれない。」

僕「特に秋にこだわっている訳ではないんです。立て壊すなら、壊す前に使いたい。記念イベントとしてどうですか?」

担当「新聞とかニュースとかご覧になりました?反対運動とかもあって、壊すか存続するか決まってないんですよ。決まる前なのでなんとも言えないですね。決まったら新聞やHPで発表しますし、その後こちらから連絡しますよ」

僕「それはいつ頃決まるのですか?2、3週間後にこちらから連絡しますが。」

担当「区議会で決めるので、ここ2、3週間では…。四月ぐらいになったら、また連絡ください。」

企画書は預かってもらう事になり、すぐに立ち去る。振り返ると隣の席の人と企画書について話している様子だった。

企画課は写真を取る余裕がなかったので、玄関前の表示板で
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まあ、予想通りのお役所的な対応。さすがに「ダメダメ!」みたいな威圧的な対応ではなかったけど。

企画書の中身はあんまり読んでくれなくて、音や内容がどうのこうのではなく、学校跡地が使えるか使えないかの次元。まだ決まってないなら、なおさら使わしてほしんだが、議会の承認がないとダメなんだろう。

区議会の開催時期は2月から3月。いちおう情報は追ってみて、また問い合わせてみるけど、別の場所探しをしてみるか。



2007
02,06
企画書をさらに書き加えた。

・mixiで奥村くんに指摘された「先端表現」という言葉を、「芸術」と変えてみた。
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企画の目的
(1) 国内だけでなく国外も視野に入れた、新進気鋭の若き芸術家を一同に集め、学校という誰もが身近に触れた場所であり、かつ多くの人に訴えるインパクトの持つ場所で総合的に展示することで、国内だけでなく国外までも視野に入れたアピールの場を作りたいと考えております。

(3) 若い芸術家達の新しい表現を提示する事で、廃校になった校舎を新しい文化発展の場として「再生」し、そのことによって地域への活性化が促進されると考えております。

(6) 出演者や出品物には、“芸術性の高さ”を基準に、そのクオリティーには最大限に気を払います。アマチュアが一同に集まった学園祭的なものにはしません。
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・そういや運営母体について書いてないと変だなと思ったので、そのページを付け加えた。
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□運営母体
有限会社ブルンストーンを中心とした、廃校跡地フェス実行委員会とします。
□代表責任者
有限会社ブルンストーン代表取締役 竹内知司
□運営スタッフ
他に運営スタッフとして同社社員の小田晃子と数名のスタッフを置きます。それに加え、ボランティアスタッフとして101名(19年2月5日現在)が登録しています。
□会社概要
会 社 名 有限会社ブルンストーン
所 在 地 〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町33 シャトー市ヶ谷604
代表電話・FAX TEL:03-3268-7055 FAX:03-3268-7059
メール mail@blunstone.net
代表取締役 竹内知司
従業員数 2名
設  立 レーベル設立:1998年11月
  有限会社設立:2003年4月
資 本 金 300万円
主な事業内容 音楽レーベル運営
他レーベルCD、輸入盤CDのプロモーション代行事業
      WEBサイト、プロダクトの企画・制
音楽関連の原稿執筆・取材
□ 運営実績(有限会社ブルンストーン)
(1) Internatinal Blunstone Showcase 1999 (7/20/1999)
場所:渋谷DESEO 動員数:250人

(2) Totally Fucked Up! (1999/9〜2000/5)
場所:下北沢GARAGE(全7回) 動員数:だいたい100〜200人ぐらい

(3) PLANETARHYTHM(2003/6/1、2005/12/3)
場所:王子北とぴあ 動員数:150人
(4) Lazy Sunday Afternoon
場所:白金高輪エリザベスカーラーカフェ  動員数:40人
(5) Katamine Showcase Live
場所:お茶の水JANIS 動員数:50人
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ではプリントアウトもしたので、今から行ってきます。
2006
11,22
16日に行った「みらい館 大明」には、たんに天気が良かったからバイクに乗って見学に行っただけだったんだけど、担当の方がいろいろと説明してくれた。


そこで聞いたことを箇条書きで並べてみる。

・ライブをやるのは、ベリーズ工房とかがやってことあるので問題はない(が、2、3曲ぐらいしか歌わなかったらしい)。
・音を出すときは、学校全体を借り切ってもらう事にしている。
・音を出す場合は、電気の使用も多いので、通常の3倍の使用料を払ってもらっている。
・近所が住宅街なので、音を出すときは周辺の理解が必要。音を出す時間、音の向きなどにも気を使う必要がある。
・今度、「100人ジャンゴ(韓国の打楽器)」をやるが、それは相当な音になるだろう(前例が出来るか?)
・校庭などで食べ物などを売るときは、地元の商店街のお店を使ってほしい。
・スポンサーをつけるのは構わない。
・不特定多数の人を呼んではいけない
・チケットを売るなどの興行を校舎ですることは、法で禁じられている

えええー、えええー、えええー、えええ--!!
(驚きっぷりをフォントで表現してみました)

ベリーズ工房の時は応募者から抽選で、という形を取ったので不特定多数ではないらしい。



問題は校舎では興行ができないという法律のこと。そんな法律あるの? だとしたら、ここ以外の学校でもダメなの? 大人計画の場合はどうだったの?あれお金取ってたよ。豊島区の条例なのか? 

うーん、ここに来て難問が持ち上がった。各バンドの持ち出しorスポンサーor寄付で運営費を賄えるのか?

ただ前述の不特定多数不可という制限の超え方を教えてくれたりと、話次第ではなんとかなるかも? どうすれば、興行ではない、ってことに出来るかってことなのか。
アクセス解析
プロフィール
HN:
竹内知司
HP:
性別:
男性
自己紹介:
この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
最新CM
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