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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
04,26

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2006
10,03
次に話したのはフェスの運営方法について。まずふたつのやり方を提示した。

A. 全てのライブのブッキング、予算も含め実行委員会が運営する。
B. 各教室ごとにプロモーターを立て、ブッキングと運営をしてもらう。

現実的に予算も時間も膨大になってしまうので、A案は不可能。ということでB案で行くことになるのだが、この案の問題点は売上をどう分配するか?ということ。

各教室ごとの設備など準備費用はそれぞれ担当プロモーターで出してもらうが、問題は売上をどう分配するか? 赤字になった場合に公平に赤をかぶってもらい、黒字になったときに等しく分配できるか? 皆に納得してもらった上で参加してもらうシステムが必要だ。

ライブだと、プロモーターごとに機材の設置費用は違ってくるだろう。全部自前で用意できるとこもあれば、ドラムセットからマイクスタントまで借りなきゃいけないところもあるだろうし。PAは8chから24chまであるし、モニターの要る/要らないもあるし、アンプやマイクの種類にこだわるところもあるし……。PAを自分達で出来るところもあれば、誰かに来てもらう必要もある。

逆にアート展示などはそれほど費用がかからないだろうし。それを同じ金額を分配していったら、不公平だし。

それぞれの出費をまとめて、総額から出資比率を割り出して、その比率に応じて分配する……ってのがフェアなんだろうけど、なんだか株式会社みたいになってきたな。その場合もどこまで費用として、どこからが費用としないという線引きも必要だろうし、そしてそれは面倒くさいし。

それにそのシステムだと、例えば利益を出した時に、お金を出さなかった/出す用途がなかったけど、たくさん働いたという人がお金を受け取れず、当日にイベントをしてお金がかかったけど、自分のイベント以外では何もしていない、という人にお金が多く行くようになるが、それもなんだか変だ。


機材のレンタル費用は、さくっと見て10万ぐらいはかかる。それを一人のイベンターが前払いで負担出来るか? できなかったら出演バンドで折半して……ってなると、それじゃあライブハウスのノルマと変わらなくなってしまう。

というわけで、この問題は結論がでなかった。とりあえず基本は教室ごとにプロモーターを置き、機材と費用はそこで負担、そのやりくりはそれぞれに考えてもらう。売上の分配は引き続き検討、という事でもう時間も遅くなったので解散。

お金の問題が一番悩ましく、そして一番重要で、そこをいい加減にしたら、後で必ず問題が起きる。

はー、スポンサーが必要だな……。
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2006
10,01
続いてフェスのやること/やりたいことを出し合った。これは夢を語るだけだから楽しい。

ずらっと書き並べると;
・ライブ
・DJ、クラブ
・映像上映(映画、映像作品、VJ)
・カフェ(ここでDJもする)
・アートスペース(廊下での展示も)
・レコード屋さん(池袋のP' PARCOでたまにやっているようなレコード市、都内の個性派レコ屋に一同に集まってもらう)
・ロック講座、トークライブ、討論会
・キッズルーム(託児所にするのはリスクがあるので、親も一緒になって遊ぶところにする)
・校内放送を使ったDJ
・フリーマーケット(校庭)

こんなところか……。なにか忘れてるような気もするので、出席者の皆さん、フォローを御願いします。
2006
09,29
このミーティングの前にMIXIスレで、このフェスは「音楽を全面に出してやるフェス」なのか「いろいろやるフェスの中に音楽もある」なのか、ということで意見が別れた。

これは僕には意外な展開だった。というのも、僕も奥村くんも音楽イベントでなにかやれないか、という話から始まっていたので、mixiコミュを立ち上げるときも「音楽を全面に出してやるフェス」というのは暗黙の了解になっている、と思っていた。ので、特にそこははっきりと書いていなかった。

だからシンヤさんからそういう意見が出て、その後のスレの流れが「いろいろやるフェスの中に音楽もある」に傾きつつあるのを見て、「わ、フェスの主旨が変わってしまう。かといってここで僕が強権発動すると早くも分裂の危機を迎えてしまう!」と一人で焦り悩んでしまった(というのは大袈裟だが)。

とりあえずスレに言葉を選んで書きつつ、ミーティングの開催を提案。僕はネットは素晴らしい発明だが、ネット論争は不毛だと思っている。対立する意見がネットを通してまとまることなんてありえないので、考えていたより早めだが、実際に話し合った方が早いだろうと思ったのだ。

で、ミーティングの最初にとくとくと自分の考えを語ったら、シンヤさんも含め皆さんすんなり納得してくれた。いやー、やっぱり直に会った方がいいねー。

という訳で、このフェスは音楽を全面(というより前面)に出したフェスで、音楽はロックでありアンダーグラウンドなもの。そしてライブやDJだけでなく、カフェ、アート、映像(短編映画や映像芸術、VJ)なども含めたフェスにする。という事で意見がまとまった。

といっても、会場や予算の関係でどこまでライブをやれるかは判らないんだけどね。大事なのはイメージ。「なんでもやるフェス」より「ロックフェス」としたほうが人に伝わりやすいだろうし。
2006
09,27
第1回ミーティングが開かれた。

日時:9/26(火)21:00〜23:00
場所:渋谷新南口のジョナサン
参加者:たけうち、akko、ゆりえ、tamami、シンヤ、ヨシダ、HENRYTENNIS奥村

その日は雨。そして僕は2年ぶりぐらいに風邪を引いた。僕は風邪を引いたら無理をせずにさっさと休むことにしてるのだが、さすがにこの日は僕がいないと始まらないので、渋谷までタクシーで行った。会議中はがんばっていたが、喉が痛いので自然と喋る量が減る。後半は頭もふらふらしてきたので、黙ることも多かったと思う。もっとも、僕がそれぐらい喋る量を抑えた方が調度良くなるのだが。

最初はデニーズにする予定だったのだが、一足早く現地に着いたゆりえさんが勘違いしてジョナサンで席を確保したので、急遽変更。が、tamamiさんとシンヤさんはデニーズに行ってしまったので、集合に時間がかかってしまった。結局、遅れる予定だったヨシダさんと奥村くんも到着してからミーティングが始まった。

出席者のうち、僕が面識あったのは奥村くんとゆりえさんだけ。でもヨシダさんとtamamiさんはネット上でのやり取りはしたことがあるという微妙に繋がっている関係。その他の人達も微妙に繋がっていたりして、狭いんだが広いんだが。

ミーティングは適度に盛り上がり、意見が割れることもなく出し合えた。7人という人数もちょうど良かったのだろう。微妙につながっている関係もあって、初対面同士のよそよそしさはなく、みなリラックスして喋っていた。とりあえず最初に予定していた事はだいたい決めれた。

とりあえず学校が借りれなきゃ何も決められない。でも借りるためには企画書を作らなくちゃいけないので、その内容を話し合った。これから時間をかけて場所探しをしなくちゃ。

23時になり解散することに。外に出ると雨はあがっていた。僕はしんどかったので、タクシーでさっさと帰った。

決まった内容は、これから順次書いていきます。
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この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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