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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
03,28

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2008
08,18
こういうライブハウスやホール以外の所でライブイベントをやるにあたって一番心配なことは、音響の問題。

まず音が漏れて近所への騒音になってしまう事が一番の懸念事項で、それが理由であちこちの学校で断られまくったんだし。もう一つが音響が悪かったりすること。あと単純に予算の問題。

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花伝舎の体育館は、学校から花伝舎へと転用するにあたって改装していて、体育館はある程度の防音工事はしたとのこと。過去に交響楽団のリハに使ったことがあるし、音響についての評判は良いと自信ある回答が返ってきた。といっても、PAやスピーカーをもちこんだライブは一度もしたことがないので、どうなるかは全く判らなかったんだけどね。


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PA業者はmixiコミュ内で相談したところ、自然とn.a.m.という業者が一番リーズナブルだという事で決まっていた。誰の推薦だったか覚えていないんですが。
n.a.m.
ここは穴水さんというミュージシャンの方が個人でやっている業者。打ち合わせであった穴水さんは、物腰柔らかな感じの人。こちらが少年ナイフやカーネーションが出ると言ったら、イベントの趣向が判ってくれたみたいで、やり易い雰囲気が出来た。なんかPAの人って、ハードロック系の人がなぜか多いんだよね。でも穴水さんは、後日MIXIのプロフィール見てみたら、もうめちゃめちゃアングラ志向な人。サウンドデモでトラックにPA積んでライブやったり、三里塚でオールナイトイベントやったりするような、アナーキーな人だった(笑)。

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フェス企画当初は体育館PAの予算は勝手に10万以内にしていたけど、やっぱり少年ナイフやカーネーションが出てくれるんだから、ちゃんとした音でやらないと、という訳で倍近い予算のセットに。それでもスタッフをバンドをやっている友達に頼んだりする事で、穴水さんには相当お勉強してもらった。偶然だったけど、一番良い業者に出会えたような気がする。


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つづく



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2008
08,17
屋台について。

フェスとうたうからには屋台は必要でしょ、といってもそれをどうやって集めよう?まずは「ネオ屋台」で検索して出て来た2つのサイトにコンタクトを取ってみた。

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ネオ屋台村ガレージ

この会社にメールで出店依頼を送ってみたら、すぐにここのスタッフの女の人から電話が来た。どういう条件かとか見込み動員数とか他の出店状況とかいろいろ聞かれる。ある程度の売上が見込めないと困るので、他の出店状況が判ってから判断する、との事。

ここはいわゆる「企業」って感じだった。今回のフェスはインディーであることが重要だったから、個人でやっている屋台を優先したかったので、勝手ながらそういう人達が集らなかった場合にまたお願いしようって事にした。結局、ここに再度依頼する事はなかったんだけど、このスタッフのお姉さんは、後でメールを送ってきてくれて、うち(blunstone)のサイトにある試聴プレイヤーを聴いてくれて感想を書いてくれたり、少年ナイフは好きだみたいな事書いてくれたりと、なんか良い人だった。

NeoYatai.com
上の会社への出店依頼と同時に、このサイトで出店募集の告知を出させてもらった。そうしたら割と応募があって、10以上は問合せはあったかな?

その他に僕の高校時代の友人がコーヒーの移動販売を始めたって年賀状に書いてあったんで、そいつに連絡。さらにそいつから屋台仲間の人を紹介してもらう。

その他によくわからん仲介業者の人から問合せが来たり、フェスのサイト見て問合せして来た人とかも何人かいたり、知人で屋台を始めた人に何年かぶりに連絡を取ってみたりと。まあ結局、困ることはなかったかな。

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でもお店の数が多くなったり、食べ物の内容が被ってもしょうがないんで、こっちで調整させてもらった。ケバブ屋さんの問合せが多かったのが、時代を反映してましたね。

最終的に;
・僕の旧友のコーヒー屋(ミニマドレーヌも)
・その紹介による焼き立てクロワッサン屋(ドリンクも)
・ホットドック&生ビール屋
・オムライス&カレーライス屋
・ケバブと申し込んできたが、実際は炭焼きグリルチキンだったパレスチナのおじさん
・直前になって参加したヒッピー系の雑貨屋さん(アクセサリーに絞り染めTシャツと、あとテント!)

まあ、こんな感じでバランスよく揃えられましたよ。



2008
08,15
ええと、食べ物についてはどこまで書いていたんだっけ?

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フェスに飲食物は欠かせませんが、当初目論んでいたのは、まず校庭に屋台を呼んで、あと教室ではコーヒーをいれたり、手作りクッキーを売ったりとかを考えてました。

で、12月の段階では、学校側は
・校庭に屋台を呼ぶのは構わない
・手作りクッキーを売るのは保健所に聞いてくれ、保健所がOKなら学校側は問題ない。
という答えだったことまでは、このブログでも書いてました。

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その続き。

確か新年早々に、新宿の花園神社近くにある保健所に、僕、シンヤさん(1-1担当)、フニャさん(1-3担当)の3人で行った。フニャさんもシンヤさんも教室で、お茶や食べ物を出すことを考えていたので。

もう大分時間経ったので、細かいことはあんまり覚えてないんだけど、通常は飲食物を出すのは食品衛生法かなんかの免許が必要なんだけど、お祭りみたいなものに限っては、届け出れば1日だけOK、みたいな答えだったんで、3人ともおおーっと安心する。

が、この企画の内容を言って、それが有料のイベントだと知ると、担当の人の顔が曇る。上記の許可は非営利のイベント(地元のお祭りとか)に限ってのことで、有料だと通常のお店に対する許可を同じになってしまうとの事。なので、事実上、調理したものを廃校フェスで出すことは無理。

ええー。

有料だけど営利目的じゃない、とかなんとかお願いするも、やっぱり無理。肩を落としてすごすごと帰る。

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という事で手作りクッキーとかお茶を入れたりしてカフェを出店するのは断念。ただ、缶ジュースなどを売ったり、市販のお菓子を売ったり、カップラーメンにお湯を注いで売るってのはありなので、フニャさんはそれでやる事にする。インスタントコーヒーとかも売ったんだっけ?あんまり覚えてません。

あと校庭に屋台を出すのは、その屋台が免許を持っているならOK。

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関係ないけど、お祭りとかに出すものは、焼きそばとかカレーとかうどんとかホットドックとか、出せるものは決まっていて、その調理や出し方まで細かく指定されていると、保健所で出された資料みて知った。どこも同じもの出しているのは、そう指定されているからだったのね。

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次は屋台について

2008
02,21
ここんとこ、このブログのアクセスが急増していますが、皆さん初めまして。

今はいろいろと忙しくて、このブログは告知しかしていませんが、もともとは発案した段階から、実現に至るまでを記録するドキュメントとしてのブログです。最近になって、廃校フェスの事を知った人は、時間があればぜひ最初のエントリーから読んでください。泣けます。読むと「おーし、フェスに行ってやるぞー」って気分になると思います。
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体育館ステージでの前半は我がレーベル、blunstoneのアーティストが揃って出演します。ヤマタイコクがトップバッターで、SiMoNはその次。shibata emicoは、両者の出演時間の間に体育館後方に設置してあるグランドピアノを使って歌います。ここだけ、当初夢見ていたダブルステージ制が実現しました。

では、それぞれのアーティストを紹介します。
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   SiMoN
[Profile]
1978年生まれ。2002年に3人組ミニマルインストバンド、Sir john soane arT Clubを結成、ドラムを担当する。年80本近いライブをこなすも、現在は活動休止中。だが他の二人のメンバーとは現在も活動を共にし、レコーディングも3人で行っている。

 同時期にWON?(ウォン)という、ハードコア寄りの3ピースインストバンドの一員としても活動し、このバンドではDISC UNIONから発売のコンピレーションアルバムに参加している。 2006年には轟音ロックバンド、blgtz(ビルゲイツ)にドラマーとして加入、現在も精力的なライブ活動を続け、2007年秋には6枚目のアルバムをリリース予定。

 SiMoNとしてのソロ活動は2002年頃から、バンド活動と並行して始める。主に下北沢駅前でのストリートライブを中心に年間150回以上のライブをこなす。全国各地をツアーで周り続け、今では東京以外にも大阪や札幌でも自主企画を立ち上げている。幾つかのコンピレーションに参加後、自主制作で作った5曲入りアルバム「fantastic boy」は1年で1000枚近く売る。2007年にデビュー・ミニアルバム『follow the arrows and you will find the sun』をリリース。
http://almondfish.com/simon/

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  shibata emico
1982年山形県酒田市に生まれる。大学進学のために上京してから、音楽活動を始める。学生の頃のライブ活動はほとんど高円寺の無力無善寺だけ。

大学卒業後に、元エレキベースのオオスミと出会い、彼が主宰するレーベルSUOMI RECORDSから、1stミニアルバム『シーズン・ソングス』を2007年3月に発売。その発売の前後から下北沢のmona recordsや440などでもライブをするようになり、Apple Store渋谷店、HMV渋谷店でもインストアライブを行う。2008年5月7日にフルアルバム『in the night』を、blunstoneから発売予定。
http://www.shibataemico.com/

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  ヤマタイコク

2000年11月に成蹊大学の軽音楽部のメンバーだった斉藤隆晶(G)と藤井大和(Vo, G)が、文化祭のテープ録り審査にオリジナル曲を提出するため、仮の名前のユニットとして結成。しかしテープ審査は不合格。その後も遊び感覚でなんとなく続けられ、鈴木絢子(Dr)とベース担当の二人を入れ、「ヤマタイコク」の名前のまま、バンド活動を始める。ライブと宅録をポツポツと続けてるうちに、結成時のベースが抜け、現在の諸橋正崇(B)が加入する。以降、吉祥寺曼荼羅、下北沢ガレージ、monarecordsを中心にライブ活動を続ける。2005年3月に1stミニアルバム『遠く音になぞれば』をリリース。3年間のインターバルを置いて、2008年初夏にはフルアルバム『夜のにおい街のひびき』を発売予定。

2008
02,12
体育館ステージでの、カーネーションの出演が決定しました。
出番はトリ、つまり今回のフェスのヘッドライナーになります。

結成25年目になるベテランバンド。彼らの96年のアルバム『Girl Friend Army』は僕のフェイバリット・アルバムです。

まさかカーネーションが出てくれるとは…。興奮を隠せません!

以下プロフィール


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直枝政広(Masahiro Naoe):vocal/guitar 
大田 譲(Yuzuru Ota):bass/vocal 
矢部浩志(Hiroshi Yabe):drums 

1983年12月に直枝政広(当時は政太郎)を中心に結成。84年シングル『夜の煙突』(ナゴム)でレコードデビュー。88年にメトロトロンより1stアルバム『YOUNG WISE MEN』リリース。94年の『EDO RIVER』で注目を
集め、以降も卓越したメロディセンスとグルーヴ感のあるサウンドが特徴的な質の高い作品をリリース。
02年にメンバー2人が脱退し、現在は直枝(vo, g)、大田譲(b)、矢部浩志(ds)の3人で活動を行なう。自身のレーベル、Hurricane Recordsを設立してから初の新作『WILD FANTASY』を06年7月26日に
リリースした。そして06 年12 月9 日には、11人編成でのライブ「ROCK LOVE」を行ない高い評価を得た。
深い音楽知識に裏打ちされた楽曲は、キャッチーなメロディと音楽マニアも唸らせる高い音楽性が共存する。直枝の味わい深い声と、それを支える大田、矢部の鉄壁のリズム隊の三位一体は、凡百のロックバンドと一線を画し、日本のロック界でも重要な存在となっている。

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竹内知司
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この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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