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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
11,24

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2006
11,29
前回、「みらい館 大明」で衝撃の事実を知った週末、長野の木曽で夏に行われた野外フェス「木曽鼓動2006」の主催者・上村くんが上京してきたので、参考にしようといろいろとフェス話を聞いた。
上村くんの写真を撮り忘れたので木曽鼓動のロゴで。

木曽鼓動は上村くんと地元の友人の二人で、「自分達の地元でフェスを開きたい」という思いからスタートした企画。木曽には、民間→村営→第3セクターというありがちな経緯で経営が移って行ったキャンプ場があり、そこを使ってやるという構想から始まったそうだ。

では聞いたことを箇条書きに;

最初に第3セクター側に出す企画書作りが手間取った。何回も作っては突っ返されての繰り返しで、最終的に許可が出るまで時間がかかった。
地方だからか音楽フェスへの理解がなく、地元から積極的な協力は得られなかったのは痛かった。
企画自体は1年前から始まっていたが、実際に動き出したのは半年前から。あんまり長いとダレるので、準備期間はそれくらいが良い。
主催は「木曽鼓動実行委員会」という形にした。
MIXIなどでスタッフを募ったが、実際に手伝ってくれる人は少ない(それは僕もすでに感じているよ……)
中心になって動ける人が二人いれば十分。
山の中なので、騒音については問題はなかった。
経費の内訳は、場所代、設備費、アーティストへのギャラなど。僕も行ったけど良いフェスだったよ

このイベント、我がbllunstoneもスポンサーでした。参加者としては楽しいイベントだったのですが、外から見てこのイベントの問題点は;

HPの情報が足りなかった。車での行き方しかなかったので、それ以外の人達はどうやって行っていいのか全くわからなかった。
チケットの購入方法が、webからのみで、決済方法は郵便振替のみ。身元のはっきりしない主催者の初回イベントでこれだと、行く人は不安になるだろう。
東京などの大都市での宣伝が少なかった
出演バンドのバラエティーが広がっていてイベントのイメージを打ち出せなかった。
目玉となるバンドがいなかった。

この辺は廃校フェスやる際にも、いろいろと参考になりました。やっぱ企画書が鬼門だね。

山火事じゃないよ、ロックフェスだよ
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2006
11,22
16日に行った「みらい館 大明」には、たんに天気が良かったからバイクに乗って見学に行っただけだったんだけど、担当の方がいろいろと説明してくれた。


そこで聞いたことを箇条書きで並べてみる。

・ライブをやるのは、ベリーズ工房とかがやってことあるので問題はない(が、2、3曲ぐらいしか歌わなかったらしい)。
・音を出すときは、学校全体を借り切ってもらう事にしている。
・音を出す場合は、電気の使用も多いので、通常の3倍の使用料を払ってもらっている。
・近所が住宅街なので、音を出すときは周辺の理解が必要。音を出す時間、音の向きなどにも気を使う必要がある。
・今度、「100人ジャンゴ(韓国の打楽器)」をやるが、それは相当な音になるだろう(前例が出来るか?)
・校庭などで食べ物などを売るときは、地元の商店街のお店を使ってほしい。
・スポンサーをつけるのは構わない。
・不特定多数の人を呼んではいけない
・チケットを売るなどの興行を校舎ですることは、法で禁じられている

えええー、えええー、えええー、えええ--!!
(驚きっぷりをフォントで表現してみました)

ベリーズ工房の時は応募者から抽選で、という形を取ったので不特定多数ではないらしい。



問題は校舎では興行ができないという法律のこと。そんな法律あるの? だとしたら、ここ以外の学校でもダメなの? 大人計画の場合はどうだったの?あれお金取ってたよ。豊島区の条例なのか? 

うーん、ここに来て難問が持ち上がった。各バンドの持ち出しorスポンサーor寄付で運営費を賄えるのか?

ただ前述の不特定多数不可という制限の超え方を教えてくれたりと、話次第ではなんとかなるかも? どうすれば、興行ではない、ってことに出来るかってことなのか。
2006
11,14
とりあえず、企画書の最初の出だし、企画趣旨を書いてみた。

「旧元町小学校の校舎を丸ごと1日使って、一つ一つの教室でバンド演奏、DJ、カフェ、映画/映像作品上映、アート作品展示、演劇、トークイベント、討論会(フォーラム)などを同時開催し、音楽を軸とした東京の先端カルチャーの”文化祭”の開催を目指します。商業的でもなくアマチュアでもない、新進気鋭の表現者達を一同に集め、学校という誰もが身近に触れた場所で総合的に展示することで、国内だけでなく国外までも視野に入れて、東京の"いま”をアピールする場を作ります。」って、とこまで書いて、これでは掴みにしては長過ぎると思ったので、途中で切って、残りは目的で書く。

□企画趣旨
旧元町小学校の校舎を丸ごと1日使って、一つ一つの教室でバンド演奏、DJ、カフェ、映画/映像作品上映、アート作品展示、演劇、トークイベント、討論会(フォーラム)などを同時開催し、音楽を軸とした東京の先端カルチャーの”文化祭”の開催を目指します。

□企画の目的
商業的でもなくアマチュアでもない、新進気鋭の表現者達を一同に集め、学校という誰もが身近に触れた場所で総合的に展示することで、国内だけでなく国外までも視野に入れて、東京の"いま”をアピールする場を作ります。学校という場所でそのようなイベントを開催することはあまり例がなく、それを開催することで学園都市である文京区を国内外へアピール出来る良い機会になると思います。

これでどうよ? でもこれが文京区へのメリットになるのかな〜?だいたい趣旨と目的の違いがわかんなくなってきた。

区役所に出すには軽過ぎるか? それとも堅過ぎるか? ”先端カルチャー”ってなによ? って自分でも疑問に思うが、いまいち良い言葉が出て来ない。我ながら「いまいちだね」って思う。中谷彰宏の本でも読んでみようか?

この人だったら、なんか良いフレーズ作ってきそうだ。

最初に「音楽を中心とした〜」とは触れているけど、あまり音楽について書いていないのは、音楽だけしかやらないと思われると一蹴されると思ったので、受けの良いアートや演劇、講演や討論会などアカデミックな香りをふりまいてみた。

ちょっとgoogle Docsを更新。

MIXIコミュの人数は67人になっていた。しかし、書き込みは一切ない。

もうちょっと考えてみるか。

2006
11,08
さて、企画書作りの時間で出来たので、取りかかってみる。

が、表紙以降、何を書けば良いのかわからん。

ネット上にたくさんある企画書指南書をいろいろ読んでみたんだけど、「長ければ長いほど通りやすい」と言う人も入れば、「企画書は1枚にまとめろ」という人もいるし、「1行で書け」という本もある。

共通しているのは、どれも社内向けの企画書だったり、営業プレゼン用の企画書なので、今回とはちょっと違う。

とりあえず、ブレインストーミングをしてみる。

□企画書の目的
廃校跡地を所有している自治体に、学校跡地を使ってロックフェスをやりたいんです。そうすれば○○区にこれだけメリットがあるんです。こういう内容のフェスです。迷惑はかけません。だから学校貸してください。 ということを伝えて、学校の使用許可をもらうこと。

□で、それを項目に置き換えてみる
○学校跡地を使ってロックフェスをやりたいんです。
これは企画説明ということか。ここで「企画書は1行で書け」という本が言ってた、最初のつかみだな。
○そうすれば○○区にこれだけメリットがあるんです。
ここで大義名分を言って、役所に開催を許可を出すメリットを説得させる。
○こういう内容のフェスです。
フェスの内容を書くとこだが、場所が決まらないので詳細は書けない。ライブ、カフェ、演劇、映像、アートなどとか、やる項目を書き並べるぐらいか?
○迷惑はかけません。
騒音対策や近所への事前周知はしっかりします。組織運営はこうこうで、変な人をいれません。トラブルや事故防止策はこうします。学校の器物破壊はしません。などを書けばいいか。
○だから学校貸してください。
で、最後に要望。自治体がすることは学校の使用許可を出すだけで十分です。ということをアピールした方がいいかな?

……しかし、これは長くなりそうだな。まず簡潔バージョンを作って、それと同時に詳しいバージョンも合わせて作ったほうが良いかな。……これ僕が書けるのか?頭痛くなってきた。

とりあえず、久々にGoogle docsを更新してみた。項目だけ書いてみたんで、中身を見てみたい人はgoogleアカウントを取って、僕に連絡してください。
アクセス解析
プロフィール
HN:
竹内知司
HP:
性別:
男性
自己紹介:
この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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