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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
11,24

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2007
02,19
さて、台東区でも玉砕に終わったことなので、これからどうしようかのう。

考えうる方法としては;
1) 23区そして23区外の自治体全て回って、玉砕を続ける。

2) 区議会議員など政治家を頼って、上からの圧力で学校開放にこぎつける。

3) 署名を集めて嘆願書を出す

4) デモ行進

5) 区役所座り込み

6) ハンガーストライキ

7) 焼身自殺で抗議

8)大明小で開催する

9) 大人計画がやった学校など、前例のあるところへ行ってみる。

うーん、どれがいいのやら。
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2007
02,11
台東区役所に行った後に、その足で以前に調べていた新宿の旧淀橋第三小学校を見に行ってきた。もうヤケや。

場所は新宿中央公園の近く。はるか昔にこの周辺に来た時は、木造の家が並ぶ下町だったけど、今は高層ビルやらマンションが立ち並ぶ街へ変貌していて、さらに新しいビルの工事が進んでいるようだった。ファック再開発、都市計画デストローイ!

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まあ、それはさておき、旧淀橋第三小学校は残っていた。
高層ビルの狭間にある廃校

旧淀橋第三小は、今は芸能花伝舎という芸能関係の団体に貸し出す施設として利用されている。

とは言いつつもあんま利用されないんじゃないか…という期待を裏切ってくれて、中はめちゃめちゃ利用されていた。稽古場として使われている教室と、各芸能団体(落語協会とか人形劇協会とかそんなの)の事務所として使われている教室があり、一目でフェス開催なんて無理と判明。

ちゃんと使われていたよ

稽古場や会議場として貸し出されているところを全て貸し切って…とかも、事務所として利用している人達の了承が得られる訳ないし、中途半端なものになってしまう。

こりゃだめだ。すぐに撤収。以上。
2007
02,10
水曜日に旧坂本小学校を知って、見に行って、木曜日に企画書書いて、そして金曜日に台東区役所へ行ってきた。

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台東区役所のある上野に行く。上野は馴染みのない街だが、ここアジアだな。台北やソウル、香港と同じ匂いがする。

台東区役所へ到着。ここでまたデジカメ持って来るのを忘れたことに気がつく。
どこに行って良いのか判らんが、とりあえず文化振興課の窓口へ行ってみる。

ここが台東区役所

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4、5人しか居ない文化振興課のある一角に行き、すぐ近くにいた一番若そうな職員に声かけて見る。なんか気の弱そうな感じの人。名刺と企画書を出し、

僕「旧坂本小学校を1日お借りして、こういうイベントを開きたいのですが」

職員「ああ…、はあ…、あの…、ちょっとお待ちください…」

隣の席にいる先輩らしき人に企画書を見せに行き、ちょっとの間相談すると、その先輩がやってきた。評論家の宮崎哲弥に似ている。

宮崎哲弥似「こういうイベントですか…。確かに面白そうだけども、だからといってハイお貸ししますよ、という訳にはいかないんですよ。今、芸大さんと協議していて、提携してなにかするかもしれないんですよ…。ええ、秋頃に。」

僕「秋だけに限定している訳ではないんです。その前でも構いませんし、芸術的なイベントをやりたいので、なんなら芸大も巻き込んでやりたいんですが」

宮崎哲弥似「でもなんで坂本小なの?他にもあるでしょ?」

僕「いろいろ調べてみたんですが、坂本小が一番理想的な場所だったんです。クラシカルな建物で趣もあるし、芸大にも近く台東区はアートに理解のある区だと思って」

宮崎哲弥似「いやー…。ちょっとお待ちください…。」

企画書持って一旦下がると、戻ってきたばかりの女上司に相談している。戻ってくると、学校を直接管理する施設課まで案内してくれた。

ちなみにこれが企画書の内容

施設課に行くと、そこを担当しているチェッカーズの鶴久似の職員が出て来た。

宮崎哲弥似「なんか坂本小を使ってイベントをやりたいそうなんですが…」

鶴久似「いや、あそこは貸してませんし(仏頂面)」

宮崎哲弥似「あそこって今なにかに使っているんだよね」

僕「中に入って見たんですが、1階の1教室が教職員組合が使ってました。あと校庭でフットサル教室がありました。もちろん、全部丸ごとじゃなくていいんで、今使っている所には立ち入らないようにするんで」

宮崎哲弥似「いや‥まあ‥近隣の人達にも迷惑かかるし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「もちろん、貸す場合にはそちらでいろいろ条件を付けてくださって構いません。この企画書も仮の物なので、条件に合わせたものに変えれます。騒音に十分気を使いますし、近隣の方々には時間をかけて説明に回るつもりです。器物を破損することもしませんし、1日だけ良いんでお借りできないでしょうか?」

宮崎哲弥似「1日だけとは言っても、空いてるから貸すという訳にはいかないんですよ。借りたいという人は他にもいるのに、あなたにだけ貸す訳にはいかないし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「以前に芸大やJ-waveがあそこでイベントを開いたと聞いたのですが、前例があるのならその経緯を知りたいのですが。」

宮崎哲弥似「まあ芸大さんは近くにあるし…」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

僕「台東区にとっても十分メリットのあるイベントだと思います。いろいろな兼ね合いもあると思うは十分承知しています。関係している人達には直談判してお願いしたいのですが。」

宮崎哲弥似「良いアイデアだと思うのですが、貸せるかと言えば答えはノーですね‥」

鶴久似「貸してませんし(仏頂面)」

これ以上押してもダメだと思ってので、企画書を置いて引き上げた。時間にして30分ぐらい。上記のやり取りはかなりはしょって、かなりデフォルメしてます。もう顔が思い出せないんですが、宮崎哲弥にも鶴久にも似てないと思います。

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うーん、ダメだったか。しかし、この区役所に行って担当課に企画書を出す、という正攻法じゃ、たぶんどこ行っても無理だな。作戦を練り直す必要があるな。

上野はアジアだった



2007
02,08
文京区・旧朝日小は無理そうなので、さっそく次の場所探しへ。

mixiでTamamiさんが台東区にある旧坂本小学校という場所があるという情報を書き込んでくれていたので、webで調べてみると現在活用方法を検討中で(それは朝日小も一緒だが)、今はフットサルとかに使われていて、あと過去に何度かアートイベントを開いていたりしたとの事。芸大に近いので、そこらへんには寛容なのかな?

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で、すぐにバイクに乗って現地へ直行。場所は日比谷線入谷駅のすぐ近く。JR鴬谷駅からは徒歩5〜10分ほどか。

学校は大通り沿い。隣には"恐れ入谷の鬼子母神"がある。つまり寺&墓。残り二方は住宅街。

ここでアクシデント。デジカメ持ってきたは良いけど、SDカード抜いたままだった!写真撮れなかったので、ネットで拾ってきた写真です。

入口は子供達の自転車があって、学校の中は出入り自由だった

中庭になっている校庭では、子供達のサッカー教室が行われていた。校舎の中は鍵が閉まっていることもなく、自由に歩けた。

校舎自体は古かったが、手入れは綺麗にされていた。3階建てで教室数はけっこうある。中のつくりもクラシックな感じ。理科室や給食室がそのまんまで残っていて、前回行った旧大明小より学校らしさが残っているのが良かった。

クラシックな建物

屋上には入れなかったが、そこにもフットサルコートがあった。1階に都教員組合?の事務所が入っていて、それ以外に使われている様子はない。

ネックは住宅街の中にあるという事以外を除けば特になし。なんかユルい感じなので、ハードル低そうに思えたのだが、どうかな?

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よし!今度はここに狙いを定めて企画書書直そう。今の僕は当って砕けろモードになっているので、いくらでも行ってやる。パンチドランカーになっている。うへへ。

下町なんで、区役所でも「てやんでえ!しけた事言ってないで、派手にやりな!祭りだ祭りだ!こんちくしょう!」ってならないかなあ。なわけないか。

2007
02,06
というわけで文京区役所へ行ってまいりました。

リパナタテモノデスネー

事前にHPでいろいろ見てみたのだが、まずは文化事業を移管されている文京アカデミーという財団法人のオフィスへ。ここで学校跡を管理している訳ではないのだが、区の文化事業をしているので、ここでお墨付きをもらえないかと思って、まずここを訪ねてみることにした。

ここが文京アカデミーの部屋

部屋に入ると、若い女の人が対応に出た。「元町小の跡地を使って、こういうイベントを開きたいのですが」という旨を伝えると、企画書もって誰かと相談。そしてどこかへ電話をかけている様子だ。

ちょっとして戻ってくると、
「15階の企画課へ行ってください。」
と予想通りの対応。
「ここで学校跡地を管理していないというのは判るのですが、これは文化的なイベントなので、文京アカデミーさんのお墨付きを頂きたく…」
と粘ってみるが、別の女の人が
「ここではそういう事をしていないので、15階に行ってください」
とさらっと返されたので、すごすごと部屋を出る。
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で、15階へ移動。大きいビルだ。ボロい新宿区役所とは違うなあ。

15階の企画課へ行くと、電話を受けていた担当の人が出てきてくれた。いかにも地方公務員という感じの物腰柔らかそうな男の人だ。

企画書と名刺を渡すとパラパラと企画書を読む。読んでる間にも僕が説明。最初の趣旨と目的と予定日を書いたページを読むと、あとはチラ見程度で読み終えると、

担当「まだ決まってないんですけど、元町小の跡地は今年中に立て壊すかもしれないんですよ。9月より前になるかもしれない。」

僕「特に秋にこだわっている訳ではないんです。立て壊すなら、壊す前に使いたい。記念イベントとしてどうですか?」

担当「新聞とかニュースとかご覧になりました?反対運動とかもあって、壊すか存続するか決まってないんですよ。決まる前なのでなんとも言えないですね。決まったら新聞やHPで発表しますし、その後こちらから連絡しますよ」

僕「それはいつ頃決まるのですか?2、3週間後にこちらから連絡しますが。」

担当「区議会で決めるので、ここ2、3週間では…。四月ぐらいになったら、また連絡ください。」

企画書は預かってもらう事になり、すぐに立ち去る。振り返ると隣の席の人と企画書について話している様子だった。

企画課は写真を取る余裕がなかったので、玄関前の表示板で
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まあ、予想通りのお役所的な対応。さすがに「ダメダメ!」みたいな威圧的な対応ではなかったけど。

企画書の中身はあんまり読んでくれなくて、音や内容がどうのこうのではなく、学校跡地が使えるか使えないかの次元。まだ決まってないなら、なおさら使わしてほしんだが、議会の承認がないとダメなんだろう。

区議会の開催時期は2月から3月。いちおう情報は追ってみて、また問い合わせてみるけど、別の場所探しをしてみるか。



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竹内知司
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自己紹介:
この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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