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廃校フェスへの道

このblogは東京都内に多くある廃校になった学校の跡地を利用してロックフェスティバルをやりたい!という思いから始まり、2008/3/30(日)芸能花伝舎にて開催へとこぎつけた、汗と涙のストーリーをリアルタイムで記録していったブログです。フェス終了後、それまでに書ききれなかったことを後述しています。同じようなイベントをやりたい人は参考にしてください。
2024
04,24

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2008
08,21
フェスで使ったその他の備品類。こういうのが意外とお金がかかったりするんだな。
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テントとメガフォンは、ピンスポットライトと同じくダスキンで借りてきた。

入口受付に使うテントは中くらいのサイズを2つ借りてきた。チケットが前売のもぎり、当日券の販売、取置き、ゲストなど複数に別れたので、混乱を避けるため受付を2つに別けて置こうとしたため。が、結局当日になってスペース的に並べて置かなくてならなくなって、あんま2つ置いた意味はなくなっちゃった。

開場からしばらくはテントを2つ使って対応するが、人の流れが落ち着いてくると、一つで十分になる。途中から雨が降って来たら、グリルチキン屋台のパレスチナ人のおじさんが、「雨で火が消えるからテントを使わせてくれ」って言ってきて、スタッフと他の屋台の人まで使ってテントを運ばせる。思わぬ形で役立ったが、そのおじさん、客足が途絶えてきたら、テント片付けもしないで、さっさと帰りやがったよ。おーいー。



しかしこの日は前日とうってかわって、雨で寒かった!テントで受付やってた人は遅くなるにつれて、寒くて大変そうだった。しかも暗くなっても灯りがないし。結構、最後の少年ナイフとカーネーション近くになって駆け込む人が多かったから、受付終了する訳にもいかなかったし。いやーすみません。そこまで頭回ってなかったです。次はテントの風除け、ストーブ、灯りが必要だね、

あとメガフォンは3つ借りておいたけど、結局1個も使わず終いだった。

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体育館は土足禁止なので、体育館入口に靴の脱ぎ履き出来るスペースを作らなくてはならない。僕も家からレジャーシートを持ってきたけど、ボランティアのmiouさんが要らなくなったシャワーカーテンを持って来てくれて、それを入口近くにしっかりと貼付けたお陰で、ちょうど良い広さのスペースを作れた。いやーありがたい。脱いでもらった靴を持っておいてもらうために、ボランティアの人に呼びかけて、コンビニ袋を各自持ってこれるだけ持ってきてもらった。これも助かった。こういう所でお金を使わずに済むのは助かったし、こういう事で文化祭っぽいゆる〜い雰囲気が作り出せたんだと思う。



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あと会場に配置したゴミ箱は当日朝になって、僕とフニャさんで学校近くのファミマで調達。ありがとうございました。

その他にガムテープと、体育館内に長椅子を並べて壁として設置するためのビニールヒモ。あとメジャーも買っておいたんだけど、これは全く使うことなかった。

以上です。次は↑に書いた体育館でのセキュリティー対策について。
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2008
08,20
PAに続いては、照明の問題。
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一応、体育館のステージにはライトが付いているんだけど、それだけじゃあ足りないだろう。といっても、ムービングライトとかストロボとかそういうのを卓で制御するとか、そんなお金も技術もないし、だいいち、体育館を使ってそういう事するのも、なんか違うと思うし。なので、スポットライト2本借りて、それでステージを照らすことにしました。

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問題はそれを誰が動かすか。最初はスポットライトにそれぞれ人をつけて、その人が光をぐるぐる動かしたりとかはしなきゃいけないだろうと考えていたが、それを誰がやるか。

MIXIのコミュ内で、照明見習いの人が「照明が必要な時はぜひ!」みたいな書き込みをしていたんで、その人に連絡を取ってみたら、「予算はどれぐらいで?」という返事が返ってきた。うーんそういう事じゃなくてー、という事で自分たちスタッフでやる事にした。最初からやっていれば、後の方のバンドになれば、多少動かすのも慣れてくるだろう、といういい加減な計算をもとに。出演バンドさん達には照明は最低限のことしか出来ませんという説明をして、それでいくことにした。

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スポットライトを借りたのは、ダスキン。ピンスポットライト2本で、カラーホイルもなし。

イベント当日、スポットライトを体育館に持ち運んだまま、準備時間にセットするのをすっかり忘れていて、トップバッターのヤマタイコクの時に気付き、慌ててセッティングする。まあ昼間だったし身内だったから良かったけど。

2番目のshibata emicoの途中からライトをつけ、その後のSiMoNの時はライブが終わったヤマタイコクのメンバーがライトの管理。といっても、ただ付けてステージを照らすだけで特に何もしない。椅子に座って演奏するスタイルなので、動かしようがないし。

次の俺はこんなもんじゃないからは、SiMoNとそのベーシストと成田くんが担当する事になっていて、特に成田くんは照明が本職という事で安心していたら、彼らは照明を固定したら、いつのまにかどっか行っちゃってたよ。



結局、ライトはそのまま固定で、セッティングも本番もずーっと着けっ放しになる。

でも、セッティング中も照明は必要だし、どのバンドも動きがそんなないし、ステージも広くないから、結局、固定で着けっ放しで良かったんだよね。

それに照明が2本だけでなんの効果もないって、文化祭みたいで楽しいんだよね。後日、MIXIで見た感想で「少年ナイフが後にロッカーが見えるステージでライブしていて、まるでナイフが文化祭に出演しているみたい」って面白がるファンの人がいて、それで良かったんだと思った。

文化祭的なことがやりたくて、苦労して学校探したんだから、ライブハウスみたいな事しようとしたら、学校でやる意味が無くなっちゃう。体育館でやる事自体が演出なんだから、それ以上のことをやる必要はないんだよね。

本番が始まる直前に、天井の照明灯のスイッチをパチパチって消して、本番が終わったら、また着ける。照明のオペレートはそれだけでした(笑)。

2008
08,19
破壊的に集中力がないので、長い文章を書くにはえらい時間がかかる質で、でも短くまとめようという気力もないので、こうやって細切れで書いていきます。

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というわけで、PA業者が決まって本番当日。ボランティアで機材セッティングスタッフを引き受けてくれたZAKくん&その彼女&その友達のお陰で、セット替えはスムーズに進む。

心配だった音響は思いの他良かった。ちょうど良い返りで迫力が出ていた。トップバッターのヤマタイコクを除いてはリハも出来ない中だったけど、申し分のない音作りが出来たと思う。さすが穴水さん。演奏する方はやりづらい状態だったかもしれなかったけど、聴く方にとっては良かったという感想をあちこちで聞いたので、最大限のことは出来たと思う。




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心配だった音漏れは、やっぱり、まあ、結構あったね(笑)。学校の外にも結構漏れてたし、50mぐらい離れたコンビニからでも聴こえてた。

俺はこんなもんじゃないの時に、花伝舎に近所の人から苦情の電話があったみたいで、開けっ放しにしていた体育館の扉を閉めるように言われる。仕方なく本番中はお客が出入りする時だけ開け閉めすることにしたんだけど、常に出入りがあるんで、ほとんど開けっ放しの状態で変わらなかった。

でも次の日に花伝舎に行って、その事について聞いたら、「何本か」電話はあったけど、それほど問題ではなかったようだ。後日、mixiでいろいろ検索かけてみたら、近所に住んでる人達のやり取りを見たけど、そこでも「ああ、あの音ってそのイベントだったんだ」というくらい、問題にはなってなかった模様。

音が原因で、金輪際お断りって事にはならなかったんで、まあ、よかったよかった、という事でしょう。ただ、もうちょっと落としても良かったかな?それは次の課題ということで。


2008
08,18
こういうライブハウスやホール以外の所でライブイベントをやるにあたって一番心配なことは、音響の問題。

まず音が漏れて近所への騒音になってしまう事が一番の懸念事項で、それが理由であちこちの学校で断られまくったんだし。もう一つが音響が悪かったりすること。あと単純に予算の問題。

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花伝舎の体育館は、学校から花伝舎へと転用するにあたって改装していて、体育館はある程度の防音工事はしたとのこと。過去に交響楽団のリハに使ったことがあるし、音響についての評判は良いと自信ある回答が返ってきた。といっても、PAやスピーカーをもちこんだライブは一度もしたことがないので、どうなるかは全く判らなかったんだけどね。


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PA業者はmixiコミュ内で相談したところ、自然とn.a.m.という業者が一番リーズナブルだという事で決まっていた。誰の推薦だったか覚えていないんですが。
n.a.m.
ここは穴水さんというミュージシャンの方が個人でやっている業者。打ち合わせであった穴水さんは、物腰柔らかな感じの人。こちらが少年ナイフやカーネーションが出ると言ったら、イベントの趣向が判ってくれたみたいで、やり易い雰囲気が出来た。なんかPAの人って、ハードロック系の人がなぜか多いんだよね。でも穴水さんは、後日MIXIのプロフィール見てみたら、もうめちゃめちゃアングラ志向な人。サウンドデモでトラックにPA積んでライブやったり、三里塚でオールナイトイベントやったりするような、アナーキーな人だった(笑)。

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フェス企画当初は体育館PAの予算は勝手に10万以内にしていたけど、やっぱり少年ナイフやカーネーションが出てくれるんだから、ちゃんとした音でやらないと、という訳で倍近い予算のセットに。それでもスタッフをバンドをやっている友達に頼んだりする事で、穴水さんには相当お勉強してもらった。偶然だったけど、一番良い業者に出会えたような気がする。


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つづく



2008
08,17
屋台について。

フェスとうたうからには屋台は必要でしょ、といってもそれをどうやって集めよう?まずは「ネオ屋台」で検索して出て来た2つのサイトにコンタクトを取ってみた。

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ネオ屋台村ガレージ

この会社にメールで出店依頼を送ってみたら、すぐにここのスタッフの女の人から電話が来た。どういう条件かとか見込み動員数とか他の出店状況とかいろいろ聞かれる。ある程度の売上が見込めないと困るので、他の出店状況が判ってから判断する、との事。

ここはいわゆる「企業」って感じだった。今回のフェスはインディーであることが重要だったから、個人でやっている屋台を優先したかったので、勝手ながらそういう人達が集らなかった場合にまたお願いしようって事にした。結局、ここに再度依頼する事はなかったんだけど、このスタッフのお姉さんは、後でメールを送ってきてくれて、うち(blunstone)のサイトにある試聴プレイヤーを聴いてくれて感想を書いてくれたり、少年ナイフは好きだみたいな事書いてくれたりと、なんか良い人だった。

NeoYatai.com
上の会社への出店依頼と同時に、このサイトで出店募集の告知を出させてもらった。そうしたら割と応募があって、10以上は問合せはあったかな?

その他に僕の高校時代の友人がコーヒーの移動販売を始めたって年賀状に書いてあったんで、そいつに連絡。さらにそいつから屋台仲間の人を紹介してもらう。

その他によくわからん仲介業者の人から問合せが来たり、フェスのサイト見て問合せして来た人とかも何人かいたり、知人で屋台を始めた人に何年かぶりに連絡を取ってみたりと。まあ結局、困ることはなかったかな。

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でもお店の数が多くなったり、食べ物の内容が被ってもしょうがないんで、こっちで調整させてもらった。ケバブ屋さんの問合せが多かったのが、時代を反映してましたね。

最終的に;
・僕の旧友のコーヒー屋(ミニマドレーヌも)
・その紹介による焼き立てクロワッサン屋(ドリンクも)
・ホットドック&生ビール屋
・オムライス&カレーライス屋
・ケバブと申し込んできたが、実際は炭焼きグリルチキンだったパレスチナのおじさん
・直前になって参加したヒッピー系の雑貨屋さん(アクセサリーに絞り染めTシャツと、あとテント!)

まあ、こんな感じでバランスよく揃えられましたよ。



アクセス解析
プロフィール
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竹内知司
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男性
自己紹介:
この計画の発起人。blunstone inc.主宰。
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